01 a little more
『a little more』
作詞:日山尚
作‧編曲:東タカゴー
歌:霜月はるか
降り注ぐ星の光の中
見上げる夜空(そら)に
あと少し手を伸ばせたら——
揺れる私の想いを
空模様のせいにして
溜息つくだけの日常に
かけられた言葉
心の奧へ素直に染(し)みこんでゆく
出逢った日のことを
照れながら笑うあなたは
心地良い潮風(かぜ)のようだった
今はただこうして
すぐそこに居るだけでいい
ささやかな願いの夢を見ながら
海沿いの道をひとり歩く あなたの背中
追いかけてく勇気がほしいのに
あと一歩踏み出せた時には
私の気持ち
もう少し伝えられたら
-2nd-
季節外れの花びら拾う私の指先
照らしてる夕陽は眩しくて
また 言いたいこと何も言えずに
よそ見をするふりをした
気づいているのかな
ぼんやり過ごす毎日も
あなたの聲が煌(きら)めかせる
今はただこうして
すぐ傍に居るだけでいい
ささやかな願いを胸に閉じ込め
繰り返す波の音を聞いて 閉じた瞼に
灼(や)きついてるあなたのシルエット
欲張りな私の感情を抑えきれない
もう少し近づきたいよ
-間奏-
出逢ったあの日から
真剣に語るあなたは
爽やかな潮風(かぜ)のようだった
本當は觸れたくて
すぐ傍にいてほしいよと
ささやかな願いをそっと呟(つぶや)く
降り注ぐ星の光の中
見上げる夜空(そら)は
二人だけの世界を照らしてる
聞こえそう
鼓動の音だけが響いているよ
あと少し手を伸ばせたら——
~Fin~